谷沢新生物産

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タニザワブログ
2006年11月15日

山形まがりねぎ

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本日のタニザワランチの全貌

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 大根と手羽先のピリ辛煮  山形まがりねぎといかのぬた

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    昆布白菜漬け

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       ごはん             お吸い物

                        本日の料理担当者
                  細川  営業部   中堅     Women
                  藤川  業務部   2年目   Men  

                     本日の料理の感想のようなもの
 「山形まがりねぎ」という野菜をご存知でしょうか。読んで字の如く、山形で栽培された曲がったねぎでございます。平仮名の「く」の形、もしくはブーメラン型といえばイメージしやすいかもしれません。なにも突然変異で曲がってしまった異常なねぎ、というわけではなく、また、まっすぐに育たなかったためのB級品をいうわけでもなく、わざと曲げて栽培したねぎなのです。少し理由を説明しましょう。
 種を植えてまっすぐに成長した若いねぎを根から掘り起こし、斜めに土に突き刺すようにまた植えなおします。するとねぎは垂直に成長しようとするので、先端から曲がりながら成長し、くの字型に成長するのです。くのいち型ではありませんのであしからず。
 なぜこのように曲げて栽培するのかというと、一般のねぎよりも時間をかけて栽培することができるため、味がのりおいしいねぎが収穫できるのです。今日食べたいかとのぬたも甘みがあってとてもおいしかったです。生にもかかわらずねぎ臭さがなく、食べた後も嫌な臭いが口の中に残りませんでした。
 山形まがりねぎ。何事もまっすぐ成長すればいいというわけでもないようです。ねぎにも人生に通ずる教訓が詰まっています。