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タニザワブログ
2007年01月31日

ル・レクチェ栽培 新潟県新潟市 大野松雄さん

大野さん写真左から大野さんの奥様、
大野松雄さん、
弊社代表の村上

今月の「産知直送」は、新潟の洋ナシ、ル・レクチェの生産者、大野松雄さんをご紹介いたします。大野さんは、新潟県の旧白根市(合併後は新潟市)で農業を営んでいますが、とても研究熱心な方で、一般的に農薬使用量の多い果物であるナシを、FFCという活性水を活用するなどの方法で栽培し、毎年、前年よりも農薬使用量を減らすよう努力しているのだそうです。
 ナシは、枝を台木の株に接ぎ木して栽培をする果樹で、台木が何の木であっても、枝によって品種が決まります。すると、2つの品種のナシの枝を1つの台木に接ぎ木をするとどうなるのか?ちゃんと接ぎ木をした先からは、それぞれ違う品種の果実がなるのだそうです。なんと、大野さんのところには、1つの台木に4つの品種を接ぎ木し、4種類のナシが実る木もあるんです。不思議なものですね。
 畑を案内していただいたあとは、新しく完成したばかりの、果物などの加工を行う作業場を見学しました。ここでは、傷物や小さくて出荷できないル・レクチェの加工などを考えているそうで、試作品のル・レクチェのペースト(ジャム)やコンポート(シロップ漬け)などを試食させていただきました。特に、このル・レクチェペーストは、ヨーグルトに入れると最高においしいと聞き、さっそく会社に帰ってから試したところ、社内でも絶賛の声があがりました。近日中に、このル・レクチェペーストやコンポートなど、新商品として、皆様にお届けできるかもしれませんので、ご期待ください。また、来年の大野さんのル・レクチェも期待したいと思います。                                   (タニザワ通信05年12月号より)

ふたり木

左の写真の右側は弊社代表の村上です。
実際にル・レクチェの木を見学させていただきます。
「私は中腰になりますが、妻が作業しやすいように、
木の高さは妻の身長に合わせてあります」と大野さん。