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タニザワブログ
2007年06月29日

すいか栽培 新潟県南魚沼市 飯塚恭正さん

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右が生産農家の飯塚恭正さんです。弊社専務取締役の内田と栽培法などについて話をしています。


 戦後5番目の長雨となった梅雨がようやく終わり、本格的な夏がやってきました。夏の代表的な果物といえばすいかです。今回はこのすいかの生産者飯塚恭正さんと、その栽培のこだわりをお伝えします。
 飯塚恭正さん、61歳。30年前から有機農業に取り組み、現在では飯塚農場グループという有機農業のプロ集団の代表を務めています。新潟県で第2号のエコファーマー認定を県から認められており、今ではこの地域を代表する農家です。
 その飯塚さんが栽培するすいかは「八海すいか」といい、その名が示すとおり八海山の麓で栽培されています。場所は新潟県南魚沼市八色原。お米で名を馳せるこの地は、すいかの産地でもあるのです。八海山の澄んだ雪解け水が良質な農作物を生み出すポイントになっています。飯塚さんはこの地で、完熟堆肥を用いた丹念な土作りを毎年行い、連作障害を起こさずに35年間すいか栽培に取り組んできました。
 この「八海すいか」には2つの特徴があります。高い糖度とシャリシャリ感です。糖度は最高で14.9度になり、この値は他の産地と比べてもダントツの高さです。おいしさを左右するシャリシャリ感にも徹底的にこだわり、「来年も食べたくなるすいかを作りたい」と飯塚さんはおっしゃいます。
 最後に飯塚さんの言葉を紹介します。「タニザワさんは取引先として大事だが、もっと大事なのはタニザワさんのお客さんです。期待に応えられるよう、記憶に残るすいかを作っていきます」              (タニザワ通信06年8月号より)

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写真上 飯塚さんの八海すいかは、八海山の雪解け水と澄んだ空気のもとで栽培されています。

写真下 すいか一つ一つに、色つきの棒が添えられています。植え付けの時期ごとに色を変えた棒を埋め込み、最も味ののった時に収穫するべく、収穫時期の目安に用います。

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畑のバックには、雄大な八海山がどっしりと構えています。