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タニザワブログ
2007年07月31日

卵生産 千葉県大多喜町 小笠原昌憲さん

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生産者の小笠原昌憲さんです。長年タニザワに良質な卵を出荷してくださっています。


9月の産知直送は、野菜とならんでタニザワの人気商品である「卵」についてお伝えいたします。タニザワの卵を作り続けているのは、千葉県大多喜町に住む小笠原昌憲さんです。お話を伺いにタニザワ通信編集部で小笠原さんのご自宅を訪れました。
 小笠原さんは、養鶏を始めて23年のベテランの方で、現在約700羽の鶏を飼っています。『100万円の家づくり』(自然食通信社)という本の著者でもあり、自宅は自分で建てたそうです。家のすぐ目の前に鶏舎も作り、鶏に異常はないか常に目を配っています。
 小笠原さんの卵には3つのこだわりがあります。
 1つ目は、有精卵だということ。栄養価は一般的な無精卵と違いはありませんが、温め続けると孵化する有精卵は「生命力がある」と小笠原さんは言います。
 2つ目は、黄味に着色をしていないこと。黄身の色は鶏に与える餌によって操作ができ、パプリカ色素などを餌に混ぜると、鶏は黄味の色が鮮やかな卵を産むようになります。本物を追求する小笠原さんは、このような色素はもちろん、遺伝子組み換えのトウモロコシなどの安全性が確認されていない飼料も排除します。
 3つ目は、卵を産む鶏は平飼いされていること。生産性を上げるためのぎゅうぎゅう詰めのゲージ飼いではなく、小笠原さんの鶏は広々とした鶏舎で平飼いされています。こうすることで病気に罹らず、抗生物質を与えなくても健康に鶏を育てることができるのです。
 「何にもまして鶏が最優先。これからも本物の卵をお届けしていきます。」
    (タニザワ通信06年9月号より)

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写真上 一つの鶏舎には一羽ずつの雄鶏が放されています。「雄鶏は自分勝手だよ」と小笠原さん。

写真下 卵は決まった場所に産んでいきます。奥では鶏たちが元気に餌をついばんでいます。


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写真上 鶏舎はとても風通しが良く、開放的に作られています。

写真下 小笠原さん手づくりの家です。


小笠原農場ホームページ

→小笠原さんの有精卵をオンラインで購入する。