谷沢新生物産

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タニザワブログ
2007年08月31日

稲作栽培 茨城県河内町 山本太一さん

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生産者の山本太一さんです。不耕起栽培という特殊な農法で、無農薬でお米を栽培しています。


 食欲の秋です。新米の入荷が始まり、お米がとてもおいしくなります。今月の産知直送は、タニザワが自信をもってすすめるお米「ほたる米」についてご紹介します。丁度ほたる米も今が新米の時期です。
 茨城県河内町。千葉県との県境である利根川を渡ると、ほたる米の生産者山本さん親子が住む河内町が見えてきます。
 山本さんが栽培するほたる米の特徴は、田を耕さずに育てる「不耕起農法」で栽培することです。この農法を駆使することで土壌の生態系を壊さずに、今や貴重になったメダカやドジョウなどと稲は共存して成長していきます。また、通常の田よりも地中が硬い状態のため、稲は必死に自分で根を土の中に伸ばしていき、通常の3倍もの根をもつことができるのです。そのため、台風に襲われても倒伏することのない生命力に溢れた強い稲に育つのです。
 お米の味についても山本さんのこだわりがあります。一般の稲作農家は、お米の保管体積を小さくしようとするため、精米機で籾殻を取ってから倉庫で保管します。山本さんの場合は、食味が落ちるのを嫌って、籾殻がついたままで保管し1ヶ月に1回ずつ籾殻を取り除いていきます。またお米を入れる袋にも工夫を凝らし、光触媒をコーテイングした山本さん特注のものを用いています。この袋はお米の酸化を防ぎ、やはり味が落ちるのを防止するそうです。
 無農薬栽培で食味も良質な山本さんのほたる米を食欲の秋に一度お試しください。
 (タニザワ通信06年10月号より)

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写真左 びっしりと実ったほたる米の稲穂です。

写真下 太一さんは今は現役を退き、写真左の息子    の文則さんが米作りを行っています。


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写真 微生物と有機物を混ぜて作った液肥が入った    ポットです。


→山本さんのほたる米をオンラインで購入する。