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タニザワブログ
2007年09月27日

「万願寺とうがらし」って何これ?

どうもこんにちは。そして、お久しぶりです。カタログの写真撮影などで、ブログの更新が遅れてしまいました。どうもすみません...。

しかし、その間にタニザワには色々な商品が続々と入ってきました。
その気になる第11回目の何?コレ商品はこちら!

「万願寺とうがらし」です!
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お近くでお目にしている方も多いかと思いますが、京野菜の万願寺とうがらしがタニザワにも入ってきました。緑と赤が鮮やかですね!

そして、万願寺とうがらしの特徴はなんといっても唐辛子なのに、辛くないことです!むしろ甘いので、いろいろなお料理にお使いいただけます。

そして、もうひとつの特徴は普通のとうがらしに比べてとても大きいことです。
ししとうと比べるとこんなにも違います。
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そんな万願寺とうがらしについて、もう少し詳しく説明しますと、
万願寺とうがらしは、もともと大正時代末期に伏見とうがらしと、カリフォルニア・ワンダー(通常では、パプリカと呼ばれて売られている大型のピーマン)をかけ合わせて出来たものです。そして、京都の万願寺地区で作られていたのが名前の由来という立派な京野菜なんです!

そして、どうして赤と緑の2種類があるの?と素朴な疑問をもった方。目のつけ所が鋭いですね。実は、万願寺の色はもともと2種類あるわけではなく、緑の万願寺が熟すことにより赤に変わり、その熟す過程で甘みを増すというわけです。ここは、普通のとうがらしと同じです。ちなみに家庭でも、冷蔵庫に置いておくと緑→オレンジ→赤と色の移り変わりを見ることが出来ますが、鮮度は落ちますのでおすすめはしません。でも、オレンジ万願寺も綺麗な色をしているので、一見の価値はあるかもしれませんね。

そして、今回も実際に調理してみた感想をお伝えしましょう。

今回の調理法は「万願寺のぬか漬け」です。
1、万願寺とうがらしを縦に切り、種を取り出す。
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2、横に開き、ぬかどこに半日ほど漬けます。
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3、食べやすい大きさにスライスしてどうぞ。
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ぬかの風味と万願寺の甘みがマッチしておいしいですよ。

他にも、万願寺とうがらしに縦に切れめを入れて、種を取り出したあと、焼き浸しにしていただくのもおいしいですので、どうぞお試しください。

というわけで、いかがでしたでしょうか?
今回の堀口店長の何?これレポートは以上とさせていただきます。次回もお楽しみに!