谷沢新生物産

こだわりの無農薬有機野菜を食卓へお届けする谷沢宅配システム



タニザワブログ
2008年05月15日

今日もきゅうり漬け

こんにちは。今日はやっと暖かくなって5月らしくなりましたね。最近寒くて、ぬか漬けが漬かりにくくて困っていたのですが、もう大丈夫みたいです。

            ☆本日のぬか漬け☆


5%E6%9C%8815%E6%97%A5.JPG 5%E6%9C%8815%E6%97%A5c.JPG
 


ぬか床マイスターへの第一歩、「きゅうり漬け」を今日も漬けました。たかがきゅうり漬けと思っていたら、しょっぱくなったり薄味になったり大変です。

先週は長く漬けすぎてしょっぱくなってしまったので、今度は4.5時間とかなり短くしてみました!
すると・・・ しょっぱくはなかったのですが、ぬかの味があまりせず、塩漬けのようになってしまいました。

そして今回!塩気を抑えてみようと、漬ける前の板擦りをやめてそのままぬか床に入れました。時間は同じく4.5時間。今度こそ!と思ったのですが、昨日までの時期はずれの寒さのせいであまり漬からず、薄味になってしまいました。ぬか漬けはデリケートですね。

次回も、今回と同じ条件で漬けてみて、気温が低かったら塩もみを少ししてみるなど、温度によって塩加減を調節してみようと思います。

           ☆ぬか床悩み相談室☆


伊藤 「先輩!毎日毎日ぬか床の手入れ大変です!」

先輩 「まぁ、確かに朝と夕方の二回、ぬか床をかき混ぜないといけないからね。」

伊藤 「そうなんですよ。でもどうしてそんなにかき混ぜないといけないんですか?」

先輩 「それはね、前にも言ったけど、ぬかには菌がたくさんいて、その菌たちが窒息しないようにかき混ぜて新鮮な空気を入れるためなんだ。」

伊藤 「だからぬかをかき回すときは底から大きく掻き回さないといけないんですね!」

先輩 「その通り。」

伊藤 「かき混ぜたら表面をぼこぼこにしておけば、空気と触れる面も大きくなるし完璧ですね。」

先輩 「そう思いがちだけど、そうすると、今度はカビが生えやすくなっちゃうんだ。」

伊藤 「え!?」

先輩 「だから、混ぜ終わったら表面を手で平らにならして、容器の内側に付いたぬかは、布かなんかできれいに拭かないといけないんだよ。」

伊藤 「ふ、ふ~ん・・・」
 
先輩 「毎日大変だけど、美味しいぬか漬けのためにがんばってね!」


ぬか床の手入れは、朝晩2回もかき混ぜないといけないので、思っていたより大変でした。でも、毎日していると慣れてくるものですね。ぬかの味は意外と美味しくて、毎日味見しています。
これからもお手入れ毎日がんばります(味見も)。