能登の天然ブリが届きました。
一目見て鮮度のよさが分かります。
頭も半分付いていて、塩焼きや、アラ汁用に使えます。
新鮮なので目が澄んでいます。
さて、ちょっと角度を変えて捌く準備に入ります。
まず、腹骨を除きます。
真中から腹に向けて、削ぐように取り除くのがコツです。
(除いた部分も、もったいないですから、アラ汁用に残します。)
カマの部分は、お刺身には硬いので除きます。
腹の方から包丁を入れ、胸ビレ部分をとります。
(一部塩焼きにするときは、カマを入れた切身にします。)
さて、次は真中にある血あい骨を除きます。
写真のように、中央の小骨の左右に包丁を入れ、血あいとともに切り取ります。
背身の部分です。
腹身とアラです。
次に、皮を引きます。
尾の方の端から1cmぐらいのところから身と皮の間に包丁を入れます。
包丁のミネを少し浮かせるように構え、
キッチン用のふきんか、キッチンペーパーで左端を押さえ
端を引っ張ると皮が引けます。
背身と腹身の柵ができました。
このまま切ると大きな切身になりますので、
お好みで、それぞれの柵をさらに2つに分け、4つの柵にしてもよいです。
半身で大皿二皿分の刺身がたっぷりとれました。