*今日の一言*
今年の梅雨はなんだかパッとしないですね。長く続かないというか...。降ったと思ったらよく晴れる。梅雨は嫌いですが、夏の水不足も嫌です。
*今日のぬか漬け*
今回は、先日お客様と一緒に産地訪問バスツアーに行って、ぬか床も出張してきましたので、その様子をお伝えします。もうすっかり馴染んできたバスツアーですが、今回もぬか漬けを漬けて皆さんに食べてもらいました。漬けたのは、訪問先の吉沢さんの大根、きゅうり、そして長いもです。朝6時に起きて漬ける気合の入れようです。長いもは本当に美味しいので、皆さんに食べてもらいたいと思っていました。お客様の目の前で切り分けて、差し上げました。
*ぬか漬けの出来具合*
努力した甲斐あって、大好評でした。「長いものぬか漬け、美味しいわね~。私も漬けてるけど、これは知らなかったわー。」本当に美味しいんです。みなさん試してみて下さいね。漬け方は簡単。皮を剥いて、浸かりやすい大きさ(10cmぐらい)に切り分けて、6時間ほど漬けるだけ。シャキシャキねばねば。冷やして美味しい夏向きのぬか漬けです。ぬか床がちょっとネバネバしますが、一回漬けるぐらいなら、問題ありません。
*今日の一言*
今週末はお客様と一緒に産地訪問バスツアーを楽しんできます。タニザワの産地のことをよりご理解いただければなぁと思っています。
*今年の梅干し*
さて今回は、度々お知らせしていた、先日の梅干しの作業の様子を紹介します。またまたスーツ姿の漬物チームが食堂にぞろぞろと集合して、「さて、やるか~!」何だか息が合ってきた様子。さっそく黄色く良い香り漂う梅を水で洗い、丁寧に拭いていきます。その量といったら、大変。商品にならなかった傷物の梅も含めたら、5kgぐらいありました。そんな梅も、「もったいない」精神にのっとり、社内の昼食用に梅干しを作るのです。
そして、竹串を使って一個一個ヘタを取る。らっきょうに続き、何と地味な作業...。藤川監督の指揮のもと、新入社員の綾具君、野藤さんも慣れない手つきで黙々とヘタを取るのでした。5人もいれば何のその!30分ぐらいで終わりました。
焼酎でホウロウの内側を拭いて殺菌し、ヘタを取った梅を入れ、塩を入れます。重石をして、カビが生えないようラップをかけ、1週間ほど置きます。梅の汁が上がってきたら、重しを軽くして、さらに置いておきます。あとは土用干しを待つのみ☆さて、今年の梅雨明けはきちんとやってくるのでしょうか?
*今日の一言*
いよいよ梅雨真っ盛り。じとじと蒸し暑くて寝苦しいですね。発酵の力を借りて元気をだしていきましょう!
*今日のぬか漬け*
今日は久々のカブ!夏場のカブは、長野の柴本さんが出荷してくださっています。冬場とは違った顔つきのカブ、どんなお味なのでしょう。皮を剥いてみると、なんとキメの細かいこと!包丁がスッ、スッと入っていきます。スジっぽかったり、堅かったりするカブは、皮を剥くときにもガリガリした感じがするもの。柴本さん、これ良いカブですね~。
*今日のぬか漬けの出来具合*
ボーノ!これはおいしいです。しっとりした歯ざわり、絶妙な塩加減。しっかり使っていてカブのおいしさも活きています。
最近、手を抜いていた反省もあって、先週末からぬか床改善すべく動いています。まず、ぬか床がベチョベチョ気味だったので、しっかり足しぬかして、塩もたっぷり入れました。そして赤唐辛子も2本ほど入れてあります。1週間もすると、変な匂いもなくなり、程よい堅さになり、良い感じです。
そういえば、先日梅干を作りました。お待たせしていますが、次回いよいよその様子を紹介いたします!
*今日の一言*
今回は梅干の予定でしたが、梅がまだ黄色くならないので、延期になりました。梅干は次回のお楽しみに☆
*今日のぬか漬け*
さて、気を取り直してぬか漬けに参りましょう。定番のきゅうりですが、長く漬けたわりにはあまり美味しくないような。う~む、同じことを毎回同じように続けるのって難しい。
*今日のぬか漬けの出来具合*
久々にぬか床番長の鈴木部長に教えを乞うことに。
「最近板摺りしてるか?」
「あ、してません...。」
「手をぬくな!以上!」
というわけです。最近、板摺りを忘れていました。きゅうりは、ヘタを切り取ったあと、塩をまぶしてまな板の上で板摺りすることで、美味しく漬かるようになるのです。基本に忠実に、物事は謙虚に行うべし。慣れたからといって、適当にやっていると、こうなるのです。それと、ぬか床がややゆるくなっています。しっかり足しぬかをして、程よい硬さにして、次回のぬか漬けに備えましょう。
*今日の一言*
いやぁ、今年もこの季節がやってきました!今回はらっきょうを漬けましたので、番外編でその様子を紹介します☆
*らっきょう漬けのようす*
若手メンバーそろって、作業を始めました。ここは本当に会社なのか!?スーツ姿でらっきょう漬け、なんだか変な感じですね。まずはらっきょうを洗って、根と茎の先端を切って、皮を剥いていきます。はりきって始めたものの、何と地味な作業でしょう。ひたすら続く皮むきに、みんな沈黙です。思わず「何かおもしろい話ない?」と藤川さん(笑)
でも、日本人は昔からこういう苦労をして、食べられないものを食べられるようにしてきたんですね。今こうして手作業でやってみると、日本人魂が沸いてきます。そしてらっきょうの匂いが爪に染みていきます。
さて、今回は、2種類のらっきょう漬けを作りました。一つはらっきょうの塩水漬けです。文字通り塩水に漬けるだけですが、塩らっきょうを楽しめるだけでなく、その後様々な味に付け直すことができるので、賢いことこの上なし。
もう一つは、らっきょうの甘酢じか漬けです。普通は塩漬けにしてから甘酢に漬けるのですが、このじか漬けは、いきなり塩を加えた甘酢に漬ける方法です。塩漬けの手間がないので、楽々です。
さあ、どんなお味に仕上がるのか、楽しみですね!!次回は、梅干しです☆