谷沢新生物産

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タニザワブログ
2007年11月23日

カブの葉の塩もみは奥が深い!

*今日の一言*

 こんにちは、現在のタニザワぬかどこ番人の藤川です。

 もうすぐ12月ですが、日に日に寒さが増していくように思います。季節の移ろいに対する触感というものは曖昧なもので、ふと気が付いてみると木々は落葉を済ませ、北からの風はいよいよ強くなってきます。もっと周りのものに目を向けなくてはと、冬物のコートに袖を通しながら反省いたします。

 ぬかどこを掻き回す際のぬかも、いよいよ本格的な冷たさです。

*今日のぬか漬け*
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*ぬか漬けの出来具合*
 今週のテーマはカブのぬか漬けです。

 番人を担当するようになってから何度かカブの漬け込みを行いましたが、やはりぬか漬けの人気野菜、今週も旬のものを使います。

 実の部分はぬか漬けに、葉の部分は塩もみにします。ぬか漬けはもちろん、この葉の塩もみを食べるのも楽しみです。青味がとてもおいしいです。

 夏の間は食べる当日に野菜を漬けても充分に漬かっていましたが、この時期は前の日に漬け込みを行います。今回もカブは20時間ほど漬けました。もっと冬が深くなると、漬け時間をさらに伸ばす必要がありそうです。
 
 皮をうすく剥いて大きいものは半割りにし、ぬかに埋めるように漬け込みました。1日経つとずいぶんカブから水分が出ていました。 

 葉の塩もみは、なかなかおいしいと思うように作れません。塩の量・揉む際の力加減や揉み時間を、理想の味を目指して調節しているのですが、なかなか思うような味になりません。塩辛くなってしまったり、水分が抜け切れていなかったり。次回は、一つ一つの工程を丁寧に行っていきたいと思います。

 煮物やクリーム煮でおいしいカブですが、私はぬか漬けが一番おいしく食べられる食べ方だと思います。みなさんはいかがですか?

2007年11月15日

ジューシーな赤カブ

*今日の一言*

 こんにちは、現在のタニザワぬかどこ番人の藤川です。

 11月も中旬になって、自宅ではそろそろ暖房の準備に取り掛かろう、と思い始めたところです。

 毎年、この時期から早春の頃まで、近所に車で灯油を売りに来る業者がいるのですが、灯油の量と値段の案内の簡単なお知らせ(車に備え付けられたスピーカーからながされます)だけでなく、今年は灯油の値上がりを告げる案内が加わりました。原油の値上がりです。
 
 案内では「今年は原油の値上がりのため、灯油の値段が○○円に値上がりしています」というフレーズに始まり、「今後も灯油の値上がりが予想されます。早めのご購入をご検討ください」と結ばれます。身に迫る寒さを感じながらこのスピーカーからの声を聞いていると、居ても立ってもいられなくなり、ポリタンクを引っつかみ外に駆け出したくなってきます。
 
 埃をかぶった石油ストーブの掃除が急がれます。

*今日のぬか漬け*
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*ぬか漬けの出来具合*
 今週は冬場の人気の漬物野菜、赤カブを漬けました。
 
 カブよりも一回り大きく、中はとてもジューシーです。皮の部分の赤が鮮やかです。

 この赤カブを、葉の部分を切り落とし、皮をところどころ剥いて半分に切りぬかどこに漬け込みました。

 今回の漬け時間はカブの時と同じく20時間ほど。赤カブの赤い色素が黄土色のぬかにほんのりと移っていました。

 いざ食べてみると、皮の部分は多少堅いですが、その対比もあるのか中の部分がとてもジューシーに感じ、おいしくいただきました。
 
 この時期は、カブ・赤カブのカブ兄弟のぬか漬けがおいしいです。

2007年11月09日

カブのぬか漬けと葉の塩もみ

*今日の一言*

こんにちは、現在のタニザワぬかどこ番人の藤川です。

朝晩がぐんと冷え込むようになりました。朝のゴミ出しの時など、眠い身体が引き締まるような、秋が深まっていくのを感じる11月の初旬です。

タニザワの全国の野菜では、寒さが増すごとにおいしさも増す、そんな野菜が揃っています。特にジューシーさと甘さで冬の人気野菜の「カブ」もそんな野菜の一つ。

今回はあらためてカブのぬか漬けに挑戦しました。

*今日のぬか漬け*

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*ぬか漬けの出来具合*
タニザワでは昼食は20人で食事をしていて、そこで全員に漬物がいきわたるように6個のカブを漬けました。

まずは皮むき。葉っぱと実の部分に切り分け、皮をうすくむいていきます。今のカブは福島県の大野さんと、長野県の萩原さんという農家が栽培しているのですが、きめの細かさが皮をむいている時にも伝わってきます。実から水分がジワっと溢れてくるとでもいいましょうか、スルスルと皮がむけます。このままかぶりつきたい衝動にかられますが、ここはガマンガマン。真ん中に切れ目を入れて、ぬかどこに漬け込みます。漬け時間は20時間ほど。

翌日のお昼に葉っぱの塩もみとともにテーブルへ。

前回のものよりも酸味が抜けておいしくなっていました。塩分を足したため漬物らしい塩加減になっていましたが、噛んでみるとカブの甘みがじんわりと広がります。葉っぱもパリパリとした食感と塩加減が好評で、実・葉ともに順調に完売しました。ぬかどこ番人冥利につきます!

葉っぱはぬか漬けにするよりも塩もみの方が手軽で、そしておいしい!自宅でも作ってみようと思います。

来週はカブはカブでも「赤カブ」に挑戦したいと思います!

2007年11月07日

ぬかどこに足す塩の量

*今日の一言*

こんにちは、タニザワぬかどこ番人の藤川です。更新が遅くなりまして、楽しみにしていらっしゃる方、申し訳ありません。今回は大根のぬか漬けをご紹介いたします!

*今日のぬか漬け*
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*ぬか漬けの出来具合*

今回は大根を漬けました。

先日のカブのぬか漬け以来、ぬかどこのぬかが減ってしまったため、新たに乾いたぬかをぬかどこに足しました。その際に塩を多く加えたのが先日までと違うところです。
といいますのも、前番人の堀口からぬかどこの番人を引き継いだのですが、日頃のメンテナンスである足し塩の塩の量が少なかったため、野菜が酸っぱく漬かってしまいました。そのため、足しぬかの段階でも多めの塩を加え(1カップのぬかの量に対して大さじ1杯の塩)、おいしく大根が漬かるように備えました。

その結果の大根のぬか漬けですが、先週までの酸っぱいものに比べるといくぶんおいしくなったように思います。ただ、まだ酸味がありました。塩をもう少し加えて漬けるともっとおいしく漬かったように思います。

ということで、ぬかに入れる足し塩の量は躊躇せずに大胆に加える、この基本を学習いたしました(私が不勉強のため、基本中の基本の確認になってしまってすいません)。

次は、再びカブのぬか漬けに挑戦します!

2007年10月19日

きめの細かいカブ。調理法はぬか漬けに決めっ!

*今日の一言*

どうもこんにちは。
堀口からタニザワのぬかどこを新たに引き継ぐことになりました、営業部の藤川と申します。ぬかどこに触れるのは生まれて初めてですが、おいしいぬか漬けを漬けるべく精進してまいりたいと思います。皆様の叱咤激励のお言葉をお待ちしております。


*今日のぬか漬け*
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*ぬか漬けの出来具合*

本日は長野県の生産者、萩原さんのカブを漬け込みました。合計2把分です。

萩原さんのカブはきめの細かさが特徴でして、何よりも甘くておいしいです!口に運んで噛み締めた瞬間の甘さはフルーツのようです。タニザワの食堂ではテーブルごとに漬物が1鉢ずつ割り振られるのですが、勢いあまって全カブを食べてしましそうです。タニザワのカブ、おすすめです。

実の部分だけではなく、葉も漬け込みおいしくいただきました。実の部分よりも漬かりが浅いため、葉の部分だけ前もって漬け込むとよいかもしれません。次回の反省として活かしていきたいと思います。

漬け込み時間は、昨夜の20時半から今日の12時までと15時間半ほど。夏場に比べまして時間を長くとっております。これだけ漬けても古漬け好きの方ですと、まだ漬け具合が物足りないかもしれません。

これから本格的に入荷が始まるカブ。あんかけ料理やシチューなどにもおすすめですが、なんといっても漬物がおいしく簡単に食べられます。皆さんもぜひご家庭でぬか漬けに挑戦してみてください!

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